コンタクトレンズcontact lens

あなたのコンタクトレンズの使い方と選び方、
本当に大丈夫?
知らない間に眼が傷ついている…
コンタクトレンズの使用は、眼科医の正しい指導が必要なのです。

コンタクトレンズは眼科医の正しい指導のもと、定期的な検査を受診し、眼の安全を心がけましょう。

コンタクトレンズの普及と背景

今日では、日本においてコンタクトレンズ装用者数は1500万人を超えたといわれています。昨今では、カラーコンタクトレンズの普及も追い風となり、今後も増加の傾向が予想されます。しかし、その一方でコンタクトレンズの使用・管理方法を熟知していない利用者が増え、眼のトラブルを抱えた患者様が増えているのが現状です。

調光レンズについて

熊本の眼科で初めてコンタクトの調光レンズを取り扱ことになりました。

コンタクトレンズは眼科医の診療を受けてから

コンタクトレンズは法律で、「高度医療機器」と定められています。これは透明なコンタクトレンズもカラーコンタクトレンズも同じです。コンタクトレンズは直接、眼にのせて使用するものです。そのため、適切な管理が必要な用具として人口関節やペースメーカーと同じく「高度管理医療機器」に指定されています。これからコンタクトレンズの使用を検討している方、または今まで眼科医の指導もなく使用をしていた方へ、今後の眼の健康のために、眼科医による処方と定期的な検査を強くおすすめします。

コンタクトレンズの使用期間と選び方

3つの期間に分かれています。あなたの生活リズムを考慮したコンタクトレンズを眼科医と一緒に選び、定期検診を忘れず受診してださい。

1日使い捨てレンズ

1日だけ装用し、翌日は新しいコンタクトレンズに交換するタイプ。毎日新しいコンタクトレンズだから常に清潔です。

おすすめポイント

毎日取り替えるタイプです。衛生上もっとも清潔です。酸素透過性も良く、眼にいいレンズです。1日使い捨てコンタクトの最大の魅力は、ケアが不要という点です。なくしてしまっても交換できるので安心です。

2週間交換レンズ

2週間(14日間)ごとに交換するタイプ。1日装用した後は専用のケア用品で手入れをして、2週間同じレンズを使い続けることができます。

おすすめポイント

2週間使い捨てコンタクトレンズは毎日ケアし、2週間後に新しく替える使い捨てコンタクトです。ケアが必要という点で、使い捨てではないコンタクトと同じですが、汚れがたまる前に捨てるので、衛生面では優れています。

あなたの眼は健康ですか?
まずは、眼の状態をしっかりと把握しましょう。

乱視がどれくらいあるか

人それぞれ乱視が強い方と軽い方とおられます。軽い乱視の方は乱視用レンズでなくても大丈夫ですが、ある程度の乱視がある方では乱視用レンズでないと見え方がはっきりしませんのでこちらがおすすめです。

乱視とは?
乱視とは角膜と水晶体がゆがむことによって引き起こされるもので、焦点が合わなくなって見るものがぼやけてしまう状態です。乱視がひどくなると裸眼ではものを上手く見ることができなくなるため、眼鏡やコンタクトレンズなどを使用することになります。

充血・乾燥しやすい症状のある方

シリコンハイドロゲルレンズという次世代素材のレンズがあり、乾燥感がすくないといわれています。抜群の酸素透過性が特徴です。また素材がしっかりしているため取り扱いが容易です。

コンタクトレンズ処方前の検査

アブソリュートマップ
コンタクトレンズの処方前に黒目のゆがみ(角膜乱視)を調べるものです。乱視の強さと乱視の方向をより分かりやすく調べることが可能です。
スタンダートモード解析結果
黒目の細胞を写真に撮影したものです。これは角膜内皮細胞という黒目を透明に保つはたらきがある大事な細胞です。細胞に問題がないかをコンタクトレンズを処方前に必ず調べています。また定期的に検査を行うことで安心してコンタクトレンズを使用することができます。

定期検診の必要性

使い捨てコンタクトレンズを使用している方は、新しいレンズを購入するときに検診が必要となるので問題はありませんが、長期間使用するタイプのハードコンタクトレンズやソフトコンタクトレンズなどはお手入れが必要です。数年間検診も受けずに使用して寿命が来たときにはじめて検査するのではなく、定期的に検診を受けておくことが大切なのです。繊細な眼だからこそ、検査が必要なのです。