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ブルーライトの影響について

11/7. 8に第56回 日本視能矯正学会に参加しました。多くのテーマで講演がありましたが、その中でも、皆様に身近なブルーライトについて、ご紹介します。
ブルーライトとは、人の見ることのできる光(可視光線)の中で、最も波長が短く、強いエネルギーを持ちます。眼の前方の角膜や水晶体で吸収されず、後方の網膜まで達し、紫外線に近い強いエネルギーを持ちます。
このブルーライトは、パソコンやスマートフォン(以下スマホ)、タブレット、ゲームなどのディスプレイや、LED照明、LEDのTVで、特に放出量が多いことが分かっています。その中でも、携帯やタブレットから発せられるブルーライトの量は、パソコンをはるかに上回っていました。
ブルーライトは、眼の奥の網膜を痛めたり、疲れやまぶしさの原因となるだけではなく、睡眠のリズムが狂ったりなど全身への影響も心配されます。
対応としては、スマホなどの作業時間を減らすことが第一です。そして,ブルーライトカット機能のついたフィルムを画面に装着したり、眼鏡の利用も良いかと思います。選ぶ際は、ブルーライトカット率(%)がさまざまなので、カット率の高いものを選んで頂くと、より効果が高くなります。

現代は、大人だけでなく、小さな子どもさんのゲームやスマホ、タブレットなどの画面を見る時間も、驚くほど長時間になっています。家族皆様の健康のためにも、ブルーライトに対する生活環境の見直し点検を、おすすめします!!